コーヒーソーサーは、松村硬質陶器製の特注品。紙ナプキンも特注品。年代物のため、キズ、ヤケ、ヒビ、シミ等あり。長年、実際に店で使われていた時代を感じさせる使い古された貴重な逸品。店舗閉店の際に知人が頂いたものを譲り受けたものです。新宿風月堂とは、戦後、昭和21年に新宿に開店した文化の発信基地。フーゲツとも呼ばれた伝説の名曲喫茶。店の内装はロココ調。店内の壁には洋画家の梅原龍三郎などの絵が飾られ、ナプキンやコーヒーカップ、マッチ箱も特注したものを使用。蓄音機から流れるクラシック音楽が評判になり、作家や芸術家、詩人の卵が出入りするようになり、店には、寺山修司、五木寛之、野坂昭如、唐十郎、麿赤児、三国連太郎、石原慎太郎、岡本太郎、天本英世、白石かずこ、はらたいら、米山ままこ、秋山祐徳太子、三枝成彰、ビートたけしなども訪れた。ちなみに、俳優、麿赤兒(俳優、大森南朋の父でもある)の妻は、風月堂で女王と呼ばる存在だったそうで、この店で麿と妻は出会い結婚したのだそう。店は昭和48年に閉店した。#希少価値#現存する#文化遺産#昭和レトロ#骨董品#アンティーク#コレクション#MATSUMURA#MADE IN JAPAN#ファミリーヒストリー